今日はオークスでした|2019.05.19
今日はオークス
3歳の女王を決めるレースです

レースを終えた馬たち勝ったのはこの子
パドックでは競馬学校の生徒さんが実習を兼ねたお手伝いをしていました
その中に女の子の生徒さんがいました
藤田菜七子ちゃんに続く女子生徒が
競馬学校に在籍していると聞いていましたが
この少女のことかもしれません
騎手デビューが楽しみです
少しずつですが
女性厩務員さんも増えてきました
私の師匠、矢野幸夫先生は
「馬作りは女性の力が絶対必要」
というのが持論の方でした
大正生まれで、このような考え方は珍しいことでしょう
女性の「受け入れる」という感性が
馬作りには大切だというお考えです
男性ばかりが馬に接すると高圧的になるそうです
リーダーシップは必要ですが、従属させようとすると
馬はストレスとなりトラブルの原因にもなります
だから「男性と女性の両方が馬に接する必要がある」というお考えなのです
昭和の頃、1970年代から
JRAに女性厩務員の雇用を訴えていたそうですから
かなり進歩的な方だったと思います
(周囲の賛同は得られなかったそうですが・・・・)
昭和から平成にかけて
働く女性は男性と同じ仕事をすること
それによって男性と同じ待遇になることを目指してきました
しかし、それには無理がありました
頑張る意識が高いあまり、マウンティングをしてしまう女性もよく見かけます
それでは女性の男性化になってしまいます
これからは女性が女性らしく仕事をして
それが評価される時代に変えていかなくてはいけないと思いますし
そうなっていくと信じています
