矢野先生とバロン西 2(2015.8.16アーカイブ)|2017.11.07
8月16日は治療院の20周年記念日でした
この日、矢野幸夫先生のご家族から、お祝いにこちらのカップを頂きました
「中山大障害」の2着のカップです
優勝者以外の2着、3着にもカップが贈られることは知りませんでしたが、その2着の時のものを頂きました
もちろん矢野先生は優勝もしていらっしゃいます
競争馬としての活躍が出来なかった馬の再起の手段として、障害馬に転向することは今でも多く行われていますが、矢野先生ほどそれが成功した調教師はいないと思われます
それには整体で体の痛みと歪みを取り除くことは必須条件でした
また広田龍馬さんのお父さまが、根気強く馬の再教育に力を貸してくださったことも大きかったと聞いています
矢野先生が飛越競技に頭角を出したのは10代の頃
指導に来ていた西竹一氏から「最優秀騎手」に選んで頂き銀のステッキを贈られたことは以前このページでもご紹介しました
実はこの時、点数では矢野先生は2位でした
しかし西大尉が
「あの子の方が馬の扱いが上手い」
ということで
「最優秀」に選ばれました
矢野先生は後日こっそり、この事実を指導教官から教えて貰ったそうです
「バロン西のお眼鏡に叶った」ということは大変誇らしかったことでしょう