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矢野先生のクラニアルテクニック|2018.05.17

矢野幸夫先生がお亡くなりになったのは、2004年5月17日

今日は矢野先生の命日です

1967年の菊花賞に出走予定だった管理馬モンタサンが

農薬入りの牧草を食べ瀕死の状態だったところ

整体施術によって奇跡的に回復したのを見て

ご自身も整体の勉強を始められました

 

 

それからお亡くなりになる前年の秋まで

ずっと馬の整体施術の研究は続きます

 

腹痛や脱臼、生殖不能

出会った馬たちの症状によって研究のテーマも変わっていきます

 

 

私がドライバー件アシスタントとしてご一緒していた最晩年の2002年頃

矢野先生の興味は「馬の精神疾患」でした

もちろん、「精神疾患」と獣医さんが診断した馬などいません

しかし昔から

「頭がおかしい」

と言われる馬はいたのです

そのような馬たちについて矢野先生が出した答えは

「頭にパワーを送ること」

頭部に手をあてエネルギーを注入する方法です

 

 

 

当時、未熟だった私はその意味が全くわかりませんでした

 

「手当て」により筋肉が緩んだり血行が良くなるのは、解ります

 

しかし壊れてしまった脳細胞を手のパワーで再生させるなど

物語の世界の話のように感じていました

 

ところが今は理解出来ます

 

矢野先生が目指していたのは

「クラニアルテクニック」という頭蓋骨の矯正法です

もちろん、当時の矢野先生は「クラニアルテクニック」という名前などご存知ありません

 

経験と勘により

頭蓋骨を矯正すれば精神疾患に有効であることがわかってしまったようです

 

 

そして今

私はクラニアルテクニックの勉強をしています

 

自分が成長して、やっと理解が出来ました

 

 

 

 

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