私は整体師になるために、この学校で3年間学びました

当時は馬の整体をするようになるとは、夢にも思いませんでした

矢野幸夫先生にとっても私は「娘の友人」で、ご自宅に遊びに行ったとき世間話をする程度でした

一流の整体師になることだけ考え、一流の師匠を探し続け、
卒業間近になって、やっと長生上人の直弟子の先生に巡り合い
指導して頂くことが許されました

それが鈴木正美先生【写真】です

鈴木先生が瀕死のモンタサンを救ったことは、このあと初めて知りました

この偶然は運命的としか思えません

鈴木先生の治療方針は
「すべての脊椎動物を安全に治す」ことです

ですから派手なパフォーマンスのような施術はしません

そして人に出来る治療法は、すべての脊椎動物にも対応できることを教えてくださいました

鈴木先生が長生上人から教わった最も重要なことは

「自分だと思って患者さんを施術する」ということです

最初は
「相手の身になって施術をする」ことだと理解していました

しかし
【ONENESS】（ひとつである）という意味だとわかったのは
つい最近のことです

まだまだ修行が足りません

最初に鈴木先生に教えて頂かなければ、馬の施術など出来なかったと思います
初めて矢野先生の馬の施術を見せて頂いた時
すぐにお手伝いできたのも鈴木先生が鍛えてくださったおかげです

5月27日は鈴木正美先生のご命日です
5月17日が矢野幸夫先生のご命日

このお二人が指導してくださったおかげで
今の私がいます

馬の整体を学びたいというお問い合わせを度々頂きます

まず人間の整体をマスターすることをお勧めします

もちろん乗馬の経験も必要です
駆け足くらいの技量はあった方がいいでしょう